ARBITO アルビト株式会社 アルビト株式会社
仕組みを最適化し生産性を向上する

Blog

ブログ
2022.04.27

”カメラ撮影だけでは見つけにくい微かな損傷も検知”  特許技術による検査プロダクトの開発

2022.04.27

こんにちは。アルビトです。

 弊社はインフラ設備向けソリューションとして、ドローンを用いた点検/データ分析/レポート作成/ロープワークでの補修作業など、日々お客様の設備メンテナンスの効率化をご支援させて頂いております。

 昨今、インフラ設備向けソリューションにおいては、様々な技術の導入が進められております。その中でも点検時の画像取得へのドローン導入は幅広く進められており、アルビトでは「インフラドックサービス」として提供しています。
 一方で、検査対象の表面に発生したクラック(ひび割れ)などの損傷について、凹凸を詳細に検知することは容易ではありません。取得した画像を専門家の目で判断をしたり、追加の検査をする場合もあります。ドローン導入により、損傷と思われる箇所の特定に関する手法は日々進歩しておりますが、損傷の程度判定は難易度が高く、そこに新たなる手法を検討する余地がありました。

 アルビトでは、これまでの活動を通しての気づき・ノウハウを活用し、写真画像のみでは判断の難しい線状の汚れと、微細なクラックを検知可能な検査手法・検査システムを企画し、実証実験を重ね、この度特許取得を行いました。
 この特許技術をドローンに搭載することによって、例えば0.1mmのクラックと線状の汚れの違いを認識し、判断することが可能となります。損傷の特定にかかる時間が短縮されることにより、作業の効率性と情報量/精度のトレードオフの悩みを解決する仕組みとなります。

 

■図1.特許プロダクトの企画・開発の背景

特許を用いたプロダクトの特徴は次の通りです。

  • 通常のカメラでの画像撮影での判別が難しい、0.1mm幅のキズを検知するための情報取得が可能
  • システムによる判断を行うため、一定の基準で判定が行える
  • キズの進行度合いを定量的に判断することが可能
  • プロダクト自体をドローン以外に搭載、もしくは持ち運ぶことによる利用も可能

現在プロトタイプ製作に着手しており、2022年内の点検現場への導入に向けて開発を推進しております。

 ■図2.プロダクトによる期待効果

アルビトでは設備メンテナンスの効率化に向けて、更なる技術開発やサービス・プロダクトの開発を進めてまいります。
(開発・展開に向けたパートナー企業を募集しています。詳しくはこちらへ。)


アルビトでは、一緒に未来を創るメンバーを募集しています。

詳細はこちらをご確認ください。

Contactお見積りのご依頼・お問い合わせはこちら

各サービスのお見積りのご依頼はフォームよりお問い合わせください。
点検・分析・補修に関する課題解決のご相談もお待ちしております。

Allianceパートナー募集

弊社では、様々な分野のスペシャリストとの協業により、
さらなる事業展開を視野に入れております。
協業をご検討いただける企業様・研究室様はぜひ一度お問い合わせください。